一日って長い

2006年6月15日 BLCD
一日って長い
今日ほど一日が長いと思ったことは…
さすがにANNなんて聞いてから普通に出勤で今日は何故か一週間の中でも最近忙しいと言われている木曜日。
ユンケル1本!職場について腰に手を当てて一気です(笑)
夜にはもう、ダウン。あと今週も1日がんばれ!

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ディール  原作:水壬楓子

福山潤、鳥海浩輔、小西克幸、堀内賢雄、野沢健児 他

律@福山は9ヶ月前、義兄の仕打ちにより男達数人に襲われそうになっていた。その時に延清@鳥海から「俺にやられるのと、男達にやられるのとどっちがいい?」と言われ延清を選び助けてもらう。契約というかたちで助けられた律は延清の自宅に連れて行かれ契約通り延清に抱かれる。一夜明けて律が起き上がると延清の姿は部屋のどこにもなかった。
義兄の元へは帰りたくない律は襲われた時に痛めた足が治るまでという約束で延清と暮らすことになるが。

「エスコート」の2作目の作品のCD化です。エスコートで出てきたボディーガード派遣会社の社員延清編とでも言うんでしょうか?
原作未読で聞きました。特に問題ないです。

モノローグは福山くんが低い落ち着いた声で語っていました。それでバックグラウンドの派遣会社の人物像がわかります。
内容的にダークな感じなのです。二人の生い立ちが尋常でない。律は母親の再婚により義兄と義父による近親相姦だったり、それを知りながら何も言えない母親だったり、そんな家庭からどうにも脱出できず、人生を諦めている子で。
そして延清はひどい幼児虐待と母親の自殺。愛されることも愛することも知らない。表面上でしか人と関われない。その二人がどうして惹かれ合うのか?これというきっかけはないので、9ヶ月でどうしてここまで延清が律にベタ惚れなのかわからないのですが(^^;)
福山くんのこういう落ち着いたトーンの声は前にも書いたように私は大好物です。
とても色気を感じます。色気といっても絡みではなく、語りでの色気みたいなものです。そのトーンの中でも諦めきっている過去と解放された現在との違いもすごく声が変わるわけではないのですが、律の心の変化が伺えます。
しか〜し!そのセクシーという意味の色気も最後の最後に出てきます。
律は延清に飼われているという立場なのに関わらず、延清を飼いならしているのです。その延清に対しての言葉。もうたまりません。
「お願い」このたった一言がこんなにもセクシーとは!
私の中で福山くんのセクシー声ランキングなるものがあるのですが(笑)その中でもベスト5に入ります!

そしてそして、鳥海くん。素敵です〜。受けが最近ブームなのですが(笑)全然聞いた事のない低い素敵な声です。(もちろんラッキーな人との声とも違う!)
感情を押さえた冷たい声なのですが、その冷たさがたまらないです。役柄にぴったりでかなり引き込まれてしまいました(><)
鬼畜な言葉や、暴力的な言葉をさらっと言うところなど、怖いくらい素敵。声幅の広さを実感しました。
最後の方律といることで人間らしさが出てくるのだと思うのですが、冷たい中にも優しさが感じられました。

周りを固めている人たちは、最初と最後だけの出演です。小西さんだけは少しだけ二人の間を心配するように出てきます。
絡みは最初の1回だけ。それも愛があったとは言えないものです。お二人の絡み声をお好きな人には物足りないかもしれません。
でも、なんていうんだろ、ゆっくり物語の流れを落ち着いて聞いていられるそんな話でした。結構私は好きな話かな。

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