妄想と現実

2006年7月26日 BL
夜にネットでいろいろ見ていました。
だいたいいつも見ているサイトをちらほら。夕方ちらっと昼寝をしてしまったので、寝付けなくて

そこであるサイトさんのページでびっくりすることが目に止まり。
少し恐ろしくなりました。
こういうレビューとか感想を好き勝手にいろいろ書いていると、冗談が本当のように思え、そして妄想が膨らみ、現実と妄想の区別が出来ない人が出てくるというような話だったのです。
まあ、ここ最近BLというものが溢れるように沢山出て来て、もちろんCDもですけど、イベントも沢山あって、声優さんもサービスと思えるような行動をしてくれるようです。(私はナマで見た事がないので具体的には言えませんが)
それが「本物」だと勘違いされる人がいるらしいそうです。

彼等はお仕事でBLというジャンルの事を役者さんとしてやっています。あくまでもビジネスなわけです。でも現実は仕事仲間というか、お友達関係の方もいるでしょう。たまたま作品のカップリングの2人が友人だったりすると仲良くお話しているお仕事も多々見受けられる。
BLファンとしては、そこでサービスのようにちょっと冗談でラブラブ場面を聞いてしまったりすると、 「きゃ!」なんて妄想が膨らんだりする事も。でもそれは勝手なファンの妄想でしかありません。

それを、たまたま別の女の方とお仕事上などで仲良くされていると、
「彼は、もう一人の彼のものだから取らないで!」などと、お手紙を送る人がいるとのこと。

それが、「私たちの彼を取らないで」と言うならまだわかります。(まあ、それでもイタいと思いますが…)
しかし、彼は彼のものって…そう思えてしまったのでしょうか?

確かに日記や掲示板で、仲良さそうなカップリングの二人を聞いたり、見たりすると勝手に騒いだりするでしょう。でも現実でないことは知っていて、彼等もファンがそれを分かってくれて、楽しんでくれていると思っているからこそのサービスだと思うんです。

ある程度の年齢の方だとその辺は言わずしてわかってらっしゃると思うのですが、最近は若い何も経験のない子たちがこういう世界に足を踏み入れた時に、妄想というか、非現実の世界と現実と区別がつかないみたいで。怖いです。

正直ね、ありえないから。
最初にBLCDを聞いた時の衝撃って覚えていますか?
多分みんな、こんな簡単に…って思わなかったのかな?
突っ込み所満載で、ありえないけど、あ〜でもこういう世界ってあるのね〜
でも?でも?ここっておかしくない?
なんて疑問が多々あったのでは?

しかし、それはお話の中の事で、ファンタジーだしそれを受け入れないと聞いてて楽しくないと納得して聞き続けているはず。
ありふれたドラマなんて面白くもなんともないんだもの。
そうじゃないから面白いわけで。

なんだか、とっても考えさせられました。

ただ、BLに関してだけではなくて、固定したキャラのイメージができてしまっている声優さんでも、そのキャラのようにおしゃべりしてくれたり態度をとってくれるようなサービスをすると、ご本人がそのキャラそのものと勘違いしてしまい、批判することが多々あるとのことで、違うんだよ。なんていう書き込みを見た時に、あ〜、なんて大変な職業なんだと思いました。

喜ばせたいのに、批判される。
因果な商売だ。

ここ最近BL作品に出る事を嫌がっている人がいるとか耳にしてますし、きっとこういうことがあれば、嫌になるだろうなって思います。
せっかく、いいお声を持っている人が作品に出なくなるのは悲しいもので、勝手だとは思いますけど。
ファンとしては現実と作品の区別くらいつけておかないとダメですよね。

楽しませて頂いているのだから。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索