再発しました
秋の始めでしたか?夏の終わりでしたか?
耳のカビに悩まされていた事がありました。
あれが再発?しました。
今度は右耳です。もう原因というか自分でまいた種だとはわかっているんですけど(笑)年末からすごく聞きたいCDがたくさんあって、暇さえあれば聞いていたから。
それと体力低下だったのが引き金になったのだと思います。

ということで、今夜は乙女ロードで仕入れた本を熟読。
あいらさんのお勧めでした。

遙山の恋  原作:六青みつみ

顔、身体に酷い痣を持つ少年の紫乃は山で年老いた犬シロと暮らしていた。一族から離れ爺と暮らしていたがその爺も亡くなって、今は1人でひっそりと暮らしていたのだった。狩りをしていた時に倒れている武士を見つけた。紫乃は武士を庵に連れ帰った。
武士はかなりの傷を追っていた、紫乃は手厚く看病し続ける。そして数日後武士はうっすら目を覚ましたが、紫乃に向かって「化け物」と言い放った。
武士は貴哉と名乗った。

貴哉は領主であった。しかし貴族の血が欲しい父からの命令で皇族の血を引く娘を妻を貰い、その妻と弟に裏切られ謀反ものとして追われてしまった。
心を許した義理の弟に裏切られ、寝返った家臣もいた。信じていたものに裏切られ貴哉は何も信じられなくなっていたのだった。
そして命さえ助けてもらったこの痣のある少年にも何かあるのではないかと疑念を抱いてしまう。

いや〜、お勧めしていただいたあいらさんありがとうございました。
久しぶりに熟読した本がこんなにいい作品だったなんて幸せ。
すごく切なく、そして心温まる部分があり、夜中にさしかかっても眠気がありながらも一気に読みました。
BL色としては、薄いかもしれないけれど、ストーリーはしっかりしていて安易なハッピーエンドではないし、可哀想な生い立ちも無理があるわけでないし、うん。すごくしっかりしている作品でよかったです。

そして、少し前にある方と『言霊』についてお話をしたことがあって、この作品の中で紫乃が言う『言の葉』に考えさせられました。

想う事が『種』で言葉が『花』

強く想う事でそれは種になり、言葉を発して花を咲かせる。

なんかいいなぁ〜。こういうお話を知る事ができて何だか元気が出てきました。
もちろんいい事ばかりを例にとっているわけではないのですが、だから言葉とは大切なんだと教えてくれます。
BL本を侮ってはいけません。素敵な作品に出会えるんですよ〜
乙女ロード収穫嬉しい一冊でした。
是非読んでない方はお勧めします。
正月ボケもほどほどに…っていうかぐうたらな日々を過ごしています。
そして今年もBLCD三昧な毎日に突入しようとしています(^^;)

今年のお初のお話の前に…昨年を少し振り返って…(あいらさんのブログにかなり影響されました♪)

ほぼBLCDデビューに近かった昨年であります(その前はヘヴンとその他2、3作品しか聞いていなかったかも…)
年間100〜150作品くらい聞いたでしょうか?もっと???
しかし、ここは昨年発売になったものだけでのMY BEST BLCDなんぞ書いてみます。

2006年発売したものでのランキング
(もちろん全ての作品を聞いたわけではありませんので、あくまでも私が聞いた作品でのものです)

1、この罪深き夜に  

ストーリー性そしてキャスティング共に言う事なしです。BLというジャンルにおいてここまで完成された作品もなかなか無いと思いました。2枚組という長時間なのに途中無駄な部分もなく、そして切なく妖艶で…不動の地位です。清澗寺シリーズの今後も全てCD化を切に願います。(絶対に冬貴パパまで)

2、きみが恋に堕ちる

いろいろなBLCDがある中乙女ちっくすぎるかもしれないけれど、それを千葉さんの好演で嫌味無く出来上がっている作品だと思います。基本的に神谷攻めはダメな私ですが、相手が千葉さんじゃね〜〜(^^;)採点が甘い?

3、LOVE SEEKER 3

エロい!最高!ナリケン×鳥ちゃん最高!な1枚です(笑)このシリーズはもともと好きですが、この温泉編最高によかったです。もちろん広樹×じゅんじゅんもいいんですよ〜っていうか、このシリーズでのじゅんじゅんもエロかわいい!(倖田さんより!)いや〜テンションあげたい時にぴったりです。

4、三千世界の鴉を殺し 4

年末最後の最後にキタ〜〜!と言えます。これがBLかどうかは置いておいて(^^;)諏訪部さまのルシファー、三木さんのサラディンは言う事無し。そして今回より登場のノジくんのセリフで…やっぱりBL確定でしょう(笑)さらにさらに初登場にしてナレーションまでやっている千葉さん…役にぴったりでした。今年は2作発売の予定だとか…あ〜これを期待しないで何を期待すればいい??

5、コルセーア3、4

意外にも私個人的に誰がいい?と言われると帝王の声だけ聞きたいだけで、それでも最近帝王熱はすっかり冷めていた所、ぶはっ!っと盛り返した作品かもしれません。「お前を殺してやれるのは俺だけだ」…あ〜、思いっきりやっちゃって下さい(><)と言いたくなる(笑)ストーリー性、キャスティングも素晴らしいです。

6、FLESH&BLOOD 3

こちらも海賊もの。BLかどうかはまだ…未定??今回でちょっと、これは…という場面さえありました。諏訪部さま、小西くん本当にいい味だしてます。しかし…猫が嫌いというキャラ多くありません?小西くん。
こちらも続きを大いに期待しています。

7、伯爵様は魅惑のハニーがお好き

伯爵様シリーズの完結編。ファンタジーものとしては面白く、ぐいぐい引き込まれる何かがあります。それはコメディもあり、そして恋に悩む姿であったり…最強のダーリン&ハニーが私は大好きです。

8、ブロードキャストを突っ走れ!

遊佐受け…いいかも…遊佐さま素敵。と恋に堕ちた(笑)作品。
「滑らかで滑舌がよく、α派がでそうな心地よいテンポ。適度に低く適度に甘く。よどみなくすらすらと原稿を読む理知的な音色」まったくもって遊佐さまの声であります。その逆に京都のお言葉も色っぽくて…
フリートークでさらに追い打ちをかけて堕としてくれました。

9、愛と欲望は学園で2

この作品のレビューは近日中にアップしますが、このシリーズでもしかしたら鳥受けに堕ちたのかもしない。声萌えできるかなり嬉しい作品です。遊佐さまの演技の幅も感動しました。

そして同等で2作品で甲乙付けづらく…

10、くすり指は沈黙する。その指だけが知っている3

このシリーズについては以前酷評を書きましたので、あえてシリーズではない事を書いておきます。この1枚に限り私は気に入っています。それはもちろん神谷くんの演技がよかったから。ただのお邪魔虫なんですよ、ええ、ええ、でもそのお邪魔虫の優しい事、そして最後の亡くなった恋人に語りかける所なんて…言う事ありません。

10、ビッグガンを持つ男 〜薔薇の鎖で縛めて〜

ま、この作品についてはいろいろな意見があるでしょうが、あえて言いたい!1枚でこんな豪華なカップリングを聞けてありがとう!リバまで聞けてありがとう!そして千葉さんの鬼畜攻めが聞けてありがとう!ただそれだけ。ストーリーは…あえて深く考えませんでした。千葉さんお疲れさまです(^^;)

次点には、「手を伸ばせばはるかな海」「VIP-棘-」「蒼い海に秘めた恋」「ボディーガードは口説かれる」など。どれも好きな作品です。
もちろん期待はずれもありました。ま、それはしかたのないことです。
どうしても原作を忠実に再現できず、CD1枚に入れるのにあまりにも無理がありすぎるなど。
また駄作なのにキャスティングだけ豪華だというあまりにあまりなんじゃ?というものだってあるわけで…偉そうだけどファンとしてはBLをやっていただいている声優さんに申し訳ない気持ちになったりするもんです。
今年も素敵な作品で耳を癒して欲しいと思います。

そして今年一発目!私がぶっとんだ作品は(笑)
「はめてやるっ!」どひゃ〜〜〜〜!初っ端から成田さんの喘ぎですよ(><)
あ〜、いきなりキタ〜〜。
ヤクザもの結構好き?私…正月早々萌え萌えです。いいんだよ〜成田さんの声でヤクザもの…あ〜小西くんの声もヤクザなんだよ…

すっかり腰砕けな夜を過ごしました(笑)

蝶と海

2006年12月3日 BL
引き続いて読書な一日と、宿題をやりながらのCDを聞いていました。
もう寒いし一日家から出ない!食料は買い込んである(笑)

昨日に引き続きの本を
『砂漠に舞う蝶』 いとう由貴原作

旅行の途中に中東のアルディビルに訪れた泉水は、友人の案内で観光に来ていた砂漠で悲しげに遠くを見ていた男に目を奪われる。視線を外せなくなり、怖くなった泉水はその場を立ち去ろうとするが、男に見つかってしまい、いきなりキスをされた。
その男は友人の兄が仕えている王子マリク。そうとも知らず日本びいきの王子が泉水を招待したいと言われ、出向く。
マリクは泉水に再会すると情熱的に抱擁し、泉水を抱き翻弄させてしまった。
泉水はすっかりマリクに恋し、マリクの求愛に応え王宮に留まることを決めてしまった。
そして、旅行に行こうとマリクに誘われ砂漠の別宅に行く。そこで二人は昼夜問わず愛し合う。泉水が1人になった時外出しようとすると扉に鍵がかかっており、いたずら心で窓から外に出ようと別の部屋から脱出を試みた。
豪華な客間に飾られた写真。泉水が見たものは自分にそっくりな日本人の写真。そして廊下に出るとその日本人と彼に切ない視線を向けるマリクだった。
マリクが自分に対する想いが彼の身代わりだと知ってしまった。

う〜、前作、花より続いたものですけど、ちょっと切なすぎます。
佳紀にふられたマリクが泉水を身代わりに…というのもわかるけど、そりゃあまりにあんまりだ。泉水をほぼ軟禁状態にして、そこまでしてか…
あ〜未練たらしく写真まで飾っていたとは…
あ〜泉水が可哀想。

とことん、泉水を苦しめる。もう可哀想で可哀想で…熱がある子をここまでほっておく?首輪つけて裸でほっておく?
いくらなんでもマリク〜〜〜ひどいよ〜〜〜。あんなに優しいマリクだったじゃないかぁ

結局大嫌いなファハドに助けられるなんて(><)ばかばか!
いや〜、だから泣いたのかもしれませんけど…

すっかりハマってしまいましたよ。いい作品をありがとうです。
是非泣きたいのならお勧めです。

海…
こちらは、「手を伸ばせばはるかな海」
原作が大好きで、このCDもすごく楽しみにしていました。
レビューは後日書きますが、期待していた通りいい作品でした。
2枚組でよかった。
いい作品を2つ読んだり、聞いたりできて充実した一日でしたわ。
大好きなタクミくんシリーズが久しぶりに新刊発行されてマンガと共に購入。
マンガはさらっと読んで…
あ〜いいよ。やっぱり大好きなんだな。今回はギイとタクミくんではなかったけどね。
小説はちと後回しになってしまいました。

…というのも本日購入したのは、お友だちのあいらさんお勧めの「砂漠シリーズ」
「砂漠に咲く花」と「砂漠に舞う蝶」
おお〜、これ探していたのよ。

砂漠に咲く花を熟読。
佳紀は父親の会社を助ける為に中東にある王家の16番目の息子マリクに買われて、学校を辞め、日本を離れ嫁ぐためにやってきた。
そして、初夜の儀式を待つ部屋でマリクを待っていると、突然窓から黒い服を着た賊に襲われ、連れ去られてしまった。
連れ去られた先で、佳紀は腕をベットに固定され裸で寝かされていた。
そこにやってきたのはファハドという男だった。
ファハドはマリクからマリクの大切な宝石、大切な花嫁を奪ってやったと満足そうに言う。マリクとファハドはそれぞれの国、それぞれの家系のいきさつにより対立していた。
佳紀は純潔の花嫁としてマリクに買われてきたのに、ファハドに連れ去られ、その純潔を汚され、価値の無いものになってしまったのだ。
ファハドに監禁され、陵辱される毎日。しかし、その行為に佳紀の身体は溺れていく。そんな時食事のパンの中にメモが入っているのをみつけた。
マリクからの助けのメモだった。

いや〜、最初からどうなるんだ?と思ってしまいました。
佳紀は覚悟を決めて遠い砂漠の国に来て、さらに連れ去られ、犯され続けて、…
ま、ここまではBLではよくある話かも。
しかし、連れ去られたその目的が可哀想。
二国間の争っていた国の子孫がその血というものだけの憎しみだけで、なんでも対抗意識を燃やして争っている。それに巻き込まれた佳紀は本当に哀れ。
どっちについても幸せになれるんだろうか?って感じで。
自分に対してのファハドの執着はマリクに対しての対抗意識だけだと思う佳紀。マリクの大事なものを傷つけた。そして飽きたら自分は捨てられる。
そう佳紀は絶望しています。

最後には幸せになるんだけど…
はぁ〜、もうハラハラしちゃいました。だって本の残りのページは少なくなっている感じはするけど、どうにも二人の心がつながる気配がないし、相変わらずファハドとマリクは対立しているし、お互い佳紀を譲らない雰囲気だったしね。

でもよかった。久しぶりにじ〜〜〜んときました。

さて、次は蝶ですよ!
友達よりまわってきたものです。
愚痴ばかりだったから本性をさらけだしてみました(笑)

☆BLCD好きさんに30の質問 ☆

01.貴方のHN(PN)は?
 かすみん

02.BLCDの存在を知ったのはいつ?

2年半くらい前?

03.BLCDを買うきっかけとなったのは?

学園ヘヴン。

04.初めて買ったBLCDはいつ頃ですか?

1年半前くらい?もうちょっと前かな??

05.また、その購入したタイトルって覚えてます?覚えてたら、教えて下さい。

学園ヘヴン 無敵の三年生
ちなみに、へヴン以外で一番最初は(笑)
「女王様の料理人」

06.その時(作品)の出演声優さんたちって、誰でしたか?

帝王、小西克幸、おっきー、野島兄、じゅんじゅん。他のメンバーもちらっと

07.BLCDをどんな時に聞きますか?

基本は仕事、風呂、以外ヘッドホンをしていて問題がない時ならいつでも
聞ける体制にあります。
一番はキルトしている時がいいけど。

08.BLCDの所持数を教えて下さい。

真剣に数えたくないですが、300超えそうな雰囲気…着実に増えています。

Question:○マはBLに入りますか?

No。家族で見ているし、うちでは普通のアニメとしての認識。
しかし、それをBLとして創作することに対しては否定はしません。
題材としていいのではないかと思います。

09.好きな声優さんのBLCDを持ってますか?

神谷くんはフルコンプ。BLはフルコンプしました。

10.その人のCDはどれくらい所持してますか?

え〜、これはBLということになるのかな?そうであるなら
48であっているでしょうか?微妙にBLとの線引きができないものがあるので…
全体的であるなら、…これに20枚前後増やしたくらいでしょうか?

11.BLCDでの萌えシュチュエーションは?

萌えかぁ〜切ない系?

12.攻・受 どちらに感情移入しちゃいますか?

客観的な立場でいるつもりです。主人公を見守るっぽい位置で見ている感じかな。

13.BLCDの原作となる本を持ってますか?

いい作品は欲しいと思っていますが、全部は持っていません。

14.自分の中の『BEST1』受け声は誰ですか?

神谷くん。そりゃ〜大好物ですから(笑)
ちょっとの差で千葉進歩さん

15.自分の中の『BEST1』攻め声は誰ですか?

これ1人じゃないとダメ?
ヤクザだとおっきー、高貴な感じだと遊佐さま、エロエロは成田さん、冷たい感じなら鳥ちゃん。外人なら諏訪部さま、鬼畜は帝王でお願いします。

16.BLCD上での、好きなカップリングは?(声優名でお願いします)

遊佐さま×神谷くん(清澗寺シリーズの二人が最高だと思っています)

17.買って失敗したBLCDってあります?

そりゃ、ありますよ。時間を返して欲しい。

18.・それはどうしてですか?

キャスト買いをするからです。基本的にキャスト買いなので、
原作がよくても、どうしてもCD化に伴いはしょられている部分がかなり重要だったりすると、泣きたくなります。

19.オークション等で、BLCDを買った(落札)したことってありますか?

そりゃ、あります。

20.・ある方は、どうしてですか?

需要と供給だからです。

21.もし自分が作家で、自分の作品がドラマCD化されたらまず何をしますか?

製品化してからでしょうか?それならアニメイトなどで、販売状況を探りに行きます。そしてさりげなく宣伝したりするかも(笑)
友達には強制的に買わせます。あげません。(^^;)

22.作家さんは、出演声優さんを決められます。自分の作品がCD化したら、誰をご指名しますか?

イメージによると思います。そりゃ大好きな人に演じてもらいたいのですが、自分の作品に合えばお願いしたいし、そうでないなら脇で出てもらいたい。
神谷くんで(笑)

23.声優さんの中にも、まだBL未経験の方も居ると思います。そこで、BLCDに出て欲しいという方はいますか?

基本的にBL専門で聞いているので、未経験な方を存じ上げておりません。

24.宜しければ、その声優さんの名前を教えて下さい。(イニシャル可)

上記理由によりパス

25.主に『受』を演じている声優さんが『攻』を演じていたら、そのCDを買ってみたいですか?

ごめんなさい、進んで買うことはしないと思います。
しかし、レビューなどを見て興味が湧けば買います。それで良かったことが多々あるので。

26.キャストのフリートークは、収録されてる方が良いですか?

ものによります。作品によってその作品のイメージを強く余韻で残しておきたいものであれば必要ありません。(清澗寺シリーズとか)
それ以外であれば、あったら嬉しいな。

27.PCゲームがドラマCD化されるとしたら、何の作品を希望しますか?

神谷くんが出ている←ここ強調! ピヨたん

28.ひとつだけ『BLCD化しても良いよ』と言われたら、どんな作品をBLCD化して欲しいですか?

え〜1つ〜〜〜!!!
可能性が難しそうなのがいいかな(笑)

不条理で甘い囁き  原作:崎谷はるひ先生
「不機嫌で甘い爪痕」の続編です。シリーズはもうないのかな。倒産のゴタゴタで単行本にもなっていないものですが、すんごくいいんです。

29.それでは貴方のオススメのBLCDを教えて下さい。

清澗寺シリーズ。

乙女でありたいなら(笑)「きみが恋に堕ちる」

日本語の素晴らしさとテンポの良さ、そしてBL色薄くていいのなら
「三千世界の鴉を殺し」

30.最後にBLCDについて、何かありましたらどうぞ。

いい作品を供給して欲しいです。どうでもいいものを製品化するのはやめて欲しい。HだけがBLではないと思っていますので、重要なのはやはり内容です。いいものであれば2枚組だろうと3枚組だろうと、買います。
そして癒して欲しい。ストレス社会から救ってください。

読んで頂いてお疲れさまでした。
BLキャラ連想バトンがあいらさんから回ってきました。
おお〜、バトンが止まってしまうぞ(^^;)

BLキャラ連想バトン

☆ルール☆
・次の言葉に当てはまる最初に思い浮かんだBLキャラを一人だけ答えましょう
(※30〜32、35は該当二人)
・ついでにそのキャラの登場作品、作者も書いてください
・BLであれば漫画・小説どちらの登場人物でもOKです(脇役でもOK)
・同じキャラを何度答えてもかまいません

それではどうぞ。

1、リーマン
いきなりサラリーマンですか。う〜ん、私が愛読しているものにサラリーマンは少ない気がする。CD視聴のみのものでもいいんだろうか?いいってことで入れます。
一番最初に思い浮かんだものになるんだよね〜
龍川和ト原作
『LOVESEEKER』の南條彰@鳥海くんです。
サラリーマンと言えど、自由奔放でいいんじゃない?(笑)

2、課長
その〜、課長って役職ですよね(当たり前か・)
すぐ思い浮かびました
九州男児原作
『課長の恋』の大宝和彦@おっきー
ホモに悩み?受け攻めに悩む彼です。

3、部長
ぶ、部長って、あ〜た。どうしたって2人いるのですが…
青春な部長と、氷の部長…び、BLじゃない(><)
ど、どうしよう。
いた!いました。
桜城やや原作
『コイ茶のお作法』蓮根茶道部部長!@成田さん
茶道と徳丸を愛する学生とは思えない大人な蓮根部長
(しかし、この流れで部活の部長でいいんだろうか…)

4、社長
そりゃ〜、社長ならよりどりみどりざますよね〜
でも!それでも私の中の社長って!もちろん
龍川和ト原作
『LOVESEEKER』の須賀恭介社長!@成田さん
もう彰にメロメロだけど出張やらなんやらで忙しい社長さん

5、医者
医者もよりどりみどりですなぁ(笑)選べない〜〜〜(><)
でも選びます
津守時生原作
『三千世界の鴉を殺し』のサラディン@三木さん
サド、変態外科医と恐れられていますが、素敵なお医者様。
オペが好きなようです。美しい骨格、臓器が大好きみたい。

6、歯科医
うふふ、そりゃ、一人しか。ケーキを買いにくる歯科医さんです。
水壬楓子原作
『歯科医は愛を試される』の花崎桂史郎@諏訪部さま
こんなエロティックな歯医者さんがあれば遠くても行きます!

7、弁護士
おお〜弁護士といえば!
スレーヴァーズシリーズですよ、
華藤えれな原作
『フリージングアイ』の若宮@賢雄さん
おやじギャグ炸裂のもう〜オヤジ!最高〜〜
しかし敏腕なの。恋にメロメロな若宮さんいいぞ!

8、刑事
きた〜!刑事ですか、そりゃ1人しかいません。
竹内照菜原作
『プリーズミスターポリスマン』の橘行弘@千葉進歩さん
ユキしかいないも〜ん!
有能なのか?はたまた、そうでないのか?
出世街道外れまくりのユキが大好き

9、893
す、数字できましたか…ヤクザさんですね。
いや〜、これにはとっても迷う所です。怖い方がいいのか?
はたまた、素敵な方がいいのか?
う〜ん、でもこの人が一番好き!
竹内照菜原作
『プリーズミスターポリスマン』の六条成湫@平川さんです
その冷酷残忍な部分、世間知らずな所、そして美貌。
さらに愛する人へ対する執着が最高です。

10、芸能人
ほほ〜、芸能人ときたか。
だ、だれだ、アイドルで…BLで????
いいのかな?ゲームになりますが
spray制作
『ピヨたん』の高屋晴@神谷くん
わがままな、でもちょっと今の自分に迷いがあるって感じの
アイドルです。陰で努力しているんだぞっ!

11、教師
先生は、今ものすごい聞いてるからな〜
高永ひなこ原作
『きみが恋に堕ちる』の望月春@千葉さん
教師になりたて。そして泣き虫な可愛い先生です。
純粋なんだなぁ〜

12、助教授or教授
うっ、この言葉…微妙。察してください(笑)
どうなんだろう?あれは教授だったんだろうか?でも
発表会で先生って呼ばれていた様な
梅沢はな原作
『愛と欲望は学園で 2』の両国先生@一条さん
いちお現在の役職は保険医だけどなぁ〜、研究発表会では
先生と呼ばれてましたね。昔教授ってことでどうでしょう??(^^;)

13、料理人
おお〜、本格的な料理人を思い浮かべながら…
いや!私は彼を押します。
伊郷ルウ原作
『恋のテイスティング』シリーズ 藍沢学斗@杉田くん
一流料亭で修行して、今は書道家の宝翔先生のところでお抱え料理人ですから!和食ならど〜んとこい!卵焼きが美味しいらしい。

14、王子
でた〜、迷うじゃん。ちょっと難しいよ!
女王様ならすぐ出るのにさ(笑)いや、待てよ、王子ってことは、王はダメなんだよね?息子なんだよね?び、微妙だこれ。
と、いた〜〜〜!最強の王子が!!
遠野春日原作
『美貌の誘惑』ファイサル・アルブライカ@成田さん
エロ王子…えへへ。最強です。最高です。

15、小学生
ま、まじで?脇でいいよね?
あさぎり夕原作
『魅せられて』など猫シリーズの久住の息子ちゃん公平くん
おちゃめな小学生だと思われます…確か小学生だったような…

16、中学生
そりゃ、前にもかいたけど青春な学校と氷の学校の中学生は最強ですよ!そのまわりの中学生たちも(笑)ってダメか。
う〜ん、中学生ってどうなんでしょ。
中学生でBLって考えたくないけど…いや、どこかにいたはず…
って、最終的にこの二人の過去???
南かすが原作
『仔羊捕獲ケーカク!』の楓@福島さんと有紀@宮田さん。
1人にしぼれないのは、この二人は一対だから(笑)

17、高校生
ごめんなさい、大好きなの…だから
spray制作
『学園へヴン』の西園寺郁@神谷くん
最強にいろっぺ〜高校生は彼しかいません!
美貌といい、その冷たさといい、あ〜高貴なあなたが最高です。
もう一人出していいなら…『恋愛協定』の小林@諏訪部さま
こんなエロい高校生いたらやだ(笑)いや、いい!

18、大学生
これはすぐに思い浮かんだ。
日向唯稀原作
『誘惑』橘季慈@おっき〜
大学生にして、夜の帝王??(笑)勉強しつつ、パパの会社の仕事もこなす。
「腰にくる声の持ち主」な大学生
いや〜、腰にきました。腰椎激震です。

19、メガネ
あ〜眼鏡、めがね、メガネ
そりゃ〜、私の中で最高のメガネって一人しかいませんわ
鬼畜なメガネくんは…
spray制作
『学園へヴン』の中嶋@森川さん
中嶋以上のメガネキャラを探すのが難しい。
だって、ここまで私を堕とした人は中嶋しかいないんですもの。
あ〜、最高です。
(いや〜、部長のメガネも好きなんですけど(^^;))

20、ホクロ
おお〜、これまた、私は見たわけではないのですが(笑)って
表現されていたからね〜。あるんでしょうそこに
高岡ミズミ原作
『VIP』の柚木和孝@神谷くん
そのホクロで悩み、そしてそれでも久遠に堕ちていく。

21、オヤジ
あははは〜、すごいな〜
これってどうなんだろう、オヤジとして表現されていることなのかな?
でも、すぐに思いあたるのは一人だけ
華藤えれな原作
『フリージングアイ』の若宮@賢雄さん
だって、彼を置いてオヤジいないんだも〜ん。
2度目登場になってしまいました(笑)

22、白衣
う〜ん、白衣を着ているってことなんでしょうか?
それとも白衣の天使=看護士さん?
看護士さんと言う意味でいきま〜す
寿たらこ原作
『SEX PISTOLS 3』の渡嘉敷シマ@神谷くん
働いている部分はあまり表現されていないのですが、
そりゃ〜もう〜天使でしょうよ。
そしてその純粋さも天使さん!BLで妊娠しちゃうんだぞ〜(笑)

23、人間じゃない
難しい〜、人間じゃないけど、人間?
それとも妖怪?動物?
しかし、私はあえて、人間だけど、人間と思えないと解釈し
和泉桂原作
『この罪深き夜に』の清澗寺シリーズ。清澗寺冬貴パパ@神谷くん
を押します!
人間じゃない妖婉さ、そして色っぽさ、男女問わず彼の魅力に堕ちないものはないという。
その存在感がすごいです。

おまけで、本当に人間でないものとしては、
『是』の阿沙利@千葉さんかな。紙様ですね。その深い想いに泣けます。

24、外国人
ぎゃはは、そうか、外国人。
一番大好きな外国人は
松岡なつき原作
『FLESH&BLOOD』ジェフリー@諏訪部さま
でしょうか。強い海賊の船長です。この作品での彼のおおらかさが好きかな〜。
ま、でも私の中では外国人って言えば諏訪部さまなので(^^;)
諏訪部さまが演じてる外国人はみんな好きなんだけどね(笑)

25、お坊ちゃま
ま、また難題を…
でもいた!超お坊ちゃまが!
伊郷ルウ原作
『恋のテイスティング』シリーズ。藤之宮くん@福山くん。
白いシャツに紺のズボンでしたっけ?そして坊ちゃんカット
おもいっきりバカにされてましたね(^^;)

26、セレブ
セレブ=王子、セレブ=社長、セレブ=外国人?
なのかなぁ〜
でも、やっぱり
spray制作
『学園へヴン』の西園寺郁@神谷くん
優雅に紅茶を飲む姿は彼しか似合わないでしょう。
セレブだわ〜。

27、年下攻
あはは、今のツボですよ。
高永ひなこ原作
『きみが恋に堕ちる』の主藤司@神谷くん
好きな人の弟という立場から、恋人に昇格した彼はとっても純粋に春先生をおもっていました。出来る!兄に対する葛藤なんて泣けます

28、ヘタレ攻め
う〜〜〜!!難しい!
ヘタレな子??????
いたいた!!ヘタレ(笑)
神奈木智原作 
『ブロードキャストを突っ走れ』の早川拓@杉田くん
あはは、ニュースキャスターとしてはヘタレな早川
でも優秀な先輩キャスターを攻める時すらも、ちとヘタレな気が(笑)

29、年上受
これは上記も2点をあえて除いてみた方が楽しそうですね。
う〜ん、難しい。
きたざわ尋子原作
『愛できつく縛りたい』の潮@神谷くん
原作ではこのタイトルでメインです。CDではこのタイトルでサブが〜恋より激しく〜になっていて、脇です。
この潮と桐島一成との恋がいいんです。原作では後編になる部分での潮がもう可哀想で、かわいくて…あ〜、CD化して欲しいんだけど

30、義兄弟
はい、これも迷わず
竹内照菜原作
『この夜が終わるまでには』の小早川兄弟。千秋と郁彦です。
もともとは郁彦が養子に迎えられそして二人は恋に堕ちる。
せつない兄弟の恋物語です。

31、先輩と後輩
これもすご〜く悩みつつでもやっぱり!
ごとうしのぶ原作
『タクミくんシリーズ』の真行寺兼満&三州新の二人に決定!
後輩攻めですよ〜。がんばってがんばって新さんのそっけない態度にめげる事無く突っ走る。がんばれ!真行寺!
でも新先輩だってすご〜く真行寺のこと想ってるんだよ。

32、年の差カップル。
小野かほり作品集より
『少年四景』のセルロイドパラダイス。
男@賢雄さん&アツ@神谷くん
本当の年の差カップルです。かなり異色な感じの作品ですが、最後のせつなさが好き。そしてお声の年の差カップルの爆笑フリートークも大好きです。

33、マイ キングオブ攻め!
うわ〜、これっていぢめですかぁ〜〜(><)
どうしたらいいんだ。

そりゃ、帝王でしょうと答えたい!しか〜し
私はう〜ん、どうだろう。このキャラでって考えると。
あさぎり夕原作
『魅せられて』の猫シリーズの久住@成田さんでしょうか。
BLというジャンルでの攻めはこの久住が一番好きなのかもしれません。
自分が死ぬ時は芳を連れて行く、芳が死ぬ時は自分も一緒に死ぬだろうと言い切るその愛に惹かれます。

34、マイ キングオブ受け!
これはもう私が一番好きな神谷くんのNo.1の受け作品を!
谷崎泉原作
『恋泥棒を捜せ』春日野美雁@神谷くん
いろいろなサイトさんで酷評を受けながらそれでも私はあえてNo.1と言いたい!
この声を、セリフを聞いたときの衝撃ったらなかったです。
「して…」
あ〜、この一言で心臓鷲掴みされ、中枢神経に衝撃が走り、おもわずCDプレーヤーを止めて息を整えてしまった(笑)

そして想った
私も美雁を押し倒したい…。あほだな

35、マイ ベストカップル
これだって、いぢめだよ〜〜〜(><)
ひと組??
竹内照菜原作
『プリーズミスターポリスマン』
六条×ユキです。この二人の為に本屋に通い、主婦業を投げ出し、宿題すらやらず、11冊ですか?本を読み続けた。

で、次点が…あはは
金沢有倖原作
『ずっとあなただけ』の魔王シリーズの
夕璃@関俊彦さん&椎羅@諏訪部さま
とにかくこのオカマカップル(笑)が気になってならんのですわ
いったいこの二人がここまで興味を湧かせるものはなんなのか?でも気になるの。メインでないだけに気になる〜〜〜〜

ということで、おいおい何時間こんなことやってるんだ(笑)
夕飯手抜きになってしまいましたよ〜〜〜(><)
いいのか?自分。

連休〜

2006年10月8日 BL
三連休です。天気もいいし、洗濯しながらCD聞きますよ〜(笑)
宿題もやらねば!いや、本も読みたい〜

のんびり本を読む事に

振り返ればかなたの海  原作:崎谷はるひ

ブルーサウンドシリーズの第4弾。ここまで湘南にあるレストランバー『ブルーサウンド』の常勤店員のお話だったのが、今回はヘルプ店員の山下くんのお話。
厨房をまかされている大智が長期の海外旅行に出かける時にヘルプをまかされている山下は客の仲裁に入って水をかけられてしまう。
その相手奥菜一葡にいきなり告白され、そして一葡は山下にラブラブ光線を発するべくブルーサウンドに通ってくる。そんな一葡にウザったさを感じつつ、接客を上手にこなす山下は受け流していた。
山下は恋愛に関しては「薄く」興味を持つ事も今までなかった。
そして将来について、このシェフ、料理人という仕事についても何か中途半端で、その事について実家の兄と対立する。そんな時にブルーサウンドが新店を開業することになり、店長に抜擢される。

今までのシリーズで山下くんが出てくるのがすごく少なく、サブキャラでもイマイチ存在感がなかったような気がして、このシリーズ大好きだけど、買うのを迷っておりました。
いや〜、今までとパターンが違う〜〜〜!
そりゃそうか、店長は元彼と、大智は瀬里ちゃんと職場恋愛だし、そうなるとサブサブキャラの山下くんは客になるんか。
その客がまたいきなりゲイだと打ち明けちゃうところが、おお〜〜BL炸裂!しかし、その打ち明けてからも何とも言えず切ない片思いな可愛いキャラなわけですよ。
でもって、けなげだしね〜。で、で、びっくりしたのが、この恋愛に関して『薄い』と真雪に言われて自分でも自覚していた山下くん!Hになったら豹変!そ、そうくる??いや、身体に流されてって受けはあってもHに流されて豹変して流された攻めって!!!うぉ〜〜、そうくるんですね。
このシリーズって全般的に最後はハッピーエンドになるし、そのハッピーエンドも微笑ましいというか、いいんですよ。
いや〜、迷っても買ってよかった。

先日この前作「手を伸ばせばはるかな海」がCD化されていましたが、その時山下くんは安元洋貴さんが演じたそうで、(聞いてないのでどんなだかわからないのですが)う〜ん、そうなるとCD化されたら一葡って誰がやるんだろう〜〜〜〜と気になる所です(笑)

余談ですが、つい思ってしまうのですが、この作品に出てくる真雪ちゃん。重要な唯一の女子。BLじゃなくなっちゃうけど、彼女の背景ってすんごく気になるんですが…だって、もう恋愛の達人のような観察力があるしアドバイスだから。三桁の経験っていうので培ったものでしょうか?う〜ん、彼女も幸せになってもらいたい(笑)
無事乙女ロードより帰還です。
あ〜、休暇とはこう充実してるものでしょうか(笑)
25日、26日と上京してまいりました。
友達と再会し、愛しい彼には誕生日のプレゼントを渡す事ができ、満面の笑みで返され年甲斐も無くときめいてしまいましたわ(笑)もう1年ぶりくらいに話ができたから、余計でしょうか。最近スカくらってたから(T_T)
池袋を中心にお買い物〜。欲しかった本をGETし、娘に買ったおみやげに親子で興奮し、ばかだなぁ。
さすがに、26日からの帰りの深夜バスには参りましたが…
そのまま出勤だったからね。昨日はボロボロでした。

行きの新幹線では耳が負傷中というこで、ここは読書タ〜イム。
あいらさんもお勧めしていた「ラブシェイク」を
原作が英田サキさん、挿絵がタカツキノボルさんで、正直タカツキさんの絵に惹かれて買いました。
いや〜、新幹線の3人がけの席のど真ん中しか空いて無く、そこでBL本を読むということがこれほどまで辛いとは(笑)
ブックカバーはもちろんしていましたが、大好きなタカツキさんの挿絵が物語が進むにつれて、きわどいシーンが多々出てきて…うっキツいぞこれ!
どっちに本を傾けても両サイドのサラリーマンに見えてしまう!!!
絵を見たいのに、いや、でもヤバイ。
ど、どうする?自分!
ここは涙を飲んで1ページ飛ばすしかない(T_T)
しかも、これからって時に品川に到着〜〜〜。
ものすごい不発弾だ(><)

結局家についてから結末を見る事に。

物語は
大物政治家の息子小野寺秋良が父親の力でなく1人で自活して、未成年にも関わらずバーテンダーの仕事をしている
大学にも行かず、父親から与えられたマンションではなく小さいアパートで慎ましく暮らしていた。バーテンダーの仕事は楽しく充実している。
ある時、父親の秘書で、秋良が小さい頃から慕っていた檜垣が店に現れた。檜垣は秋良に元の生活に戻る様に父親に言われて来たのだった。
秋良は昔檜垣にひどい決別を言われていた事をずっと引きずっていた。一番信頼し、好意を持って兄の様に慕っていたからとても傷ついていたのだった。
しかし、檜垣はただ、父親に言われるがまま、大学に戻り、バーテンダーも辞めろという。秋良はそんな檜垣を追い返す。

檜垣はその秋良の事をもちろん恩のある政治家の息子としても、そして弟のようにも慕っていたが、成長する秋良に対しての好意が違うものに変わっていく自分の気持ちが怖くなってしまった。このままではいつか秋良に対して自制心が利かなくなりそうで冷たい言葉で決別をするしかなかった。
今更その決別をした相手の秋良に会うことも避けたかったが、他でもない秋良の父親に命じられれば自分が会って説得するしかなかった。

そして、あるきっかけで二人は心に反して、身体の関係を持つ事になってしまう。

昔、手酷く扱われた受け子がその当時は分からなかった自分の気持ちにだんだん気づいて気持ちは通じ合わなくても身体を繋げておきたいみたいな?感じになってくるんでしょうか?実は攻めも同じ気持ちなんですけど。

なかなか切なく、主従関係ものでよかったです〜。
もちろんタカツキさんの挿絵がまた綺麗でいいし。バーテンダーという仕事の大切さも入りつつ、そして秋良のまわりの人々の話や、突然の出来事など読み応えありました。
しか〜し、どうしても脇キャラが気になる私としては、店のオーナーと雇われ店長?なのかなこの二人の関係が気になる!非常に気になるところです。
是非、続編として、この二人の話を希望しますよ〜。だってピアニストとヤクザなんですもの!!!!
それを入れてもなかなかよかったです。

ご出勤です。

2006年9月20日 BL
ご出勤です。
休みというのは早く過ぎてしまって、結局この出勤までにやったことは、庭の草むしりだけだったような(^^;)
そしてご出勤。
「姐さん、どこに行ってたの?」
なんて声をかけてくるみなさん。
あの〜、どこにも…一番遠くて隣の区のでかいスーパーでしたが…。
いかんですか?のんびりしすぎてミスしないようにがんばりましたよ(笑)

恋に溺れて(プリーズミスターポリスマン2) 原作:竹内照菜

晴れて9年間の出会いから秘密とはいえ、恋人同士になったヤクザの六条成湫と刑事の橘行弘。同じマンションに黒猫のニャオと仲良く二人は過ごす。そんなある日六条の会社の看板を狙撃された。その犯人は六条は大阪の暴力団の仕業だという。しかし自首して現れた人物は六条の言った人物とはほど遠く、突然の電話報告で今度は六条本人が撃たれたと。
運転手と六条は病院に運ばれたが、容態がわからないと言う。現場検証に現れた行弘はその血の痕に呆然としながらも部下に指示を出す。
大阪にその犯人の手がかりを求め行弘は六条の安否も直接確認できないまま向かう事になる。大阪に向かう途中で六条が病院から行方不明になったと報告がはいる。
六条は転院を希望し、そのまま行方がわからなくなってしまった。まだ命を狙われているのに。

ミスポリ2巻です。
誰にも秘密の恋人同士となった二人に事件が巻き起こります。
もうバカップルになったら萌え度が下がるかと思いきや!そんな事はありません。何故?どんどん引き込まれてしまう展開とその内部事情の詳しいこと。警察ってこんなん?ヤクザの裏の顔ってこんなんなの?と思う様なさまざまな事が事細かく描かれてすごくわくわくし、そしてその中にある二人の想いが引き込まれて行くのかな?
六条の行弘が絶対に知らない怖い世界。そして彼の凍るような性格。そのやり方さえも人間と思えない。9年前のあのキスの想い出の頃でさえ、そんな事があったのか。と思える怖い話も入っています。
ただ、行弘の前だともうメロメロのダメヤクザなので、極道の世界でこいつはやっていけるのか?と行弘に思わせてしまう二重人格がたまりません。

同時収録の恋に溺れて。は第1巻で行弘が六条のマンションに引っ越すまでのいきさつが書かれています。どうしてこのマンションに行き着いたのか。こんな涙ぐましい六条の部下乙彦さんの努力があったからなのね(笑)

一時帰宅です

2006年9月19日 BL
一時帰宅です
林檎屋さんから一時帰宅で戻ってきました。
部品交換と言う事でしたが、その部品の供給が間に合わない様で、取りあえず調節ということで戻ってきました。部品は順番待ちです。
今の所突然の電源落ちはありませんけど…まあ、部品は交換してもらうまで安心はできませんね(T_T)

そして私もまたも耳が悪化。あ〜治ったと思って5枚くらい一気にCD聞いたからかな(笑)
あははは。

そしてついにミスポリレビューします。

プリーズミスターポリスマン   原作:竹内照菜

本庁4課に配属になった橘行弘は配属になってから転々と住居を変えざるえない状況になって今は留置所をほぼ住居としていた。そんな橘に上司の警部からさっさと住居を探せ!検挙を上げろ!上げなければ日本の端に左遷とまで怒鳴られていた。
4課は暴力団を取り締まる部署。橘はその4課悲願の相手に部下の千葉と共に挨拶回りに出かける。
その挨拶の相手は経済ヤクザの六条成湫。
忘れもしない、六条は大学時代の同級生であり、そして突然図書室でキスをされた相手。六条はそのキスの後大学を辞めていた。
その六条がよりによってヤクザになっていたのである。

橘は5万4千円で家具付きのマンションを見つけた。やっと留置所から解放されて引っ越しをすることに。その引っ越したマンションには以前追い出されたマンションで飼っていた黒猫のニャオが現れて。
そしてその猫を探しに上の住民だという六条までも挨拶にやってきた。

ミスポリ1巻であります。
ヤクザ×刑事さん。しかも…できるヤクザと大ボケ?刑事。(笑)いやある意味このヤクザさんもかなりの大ボケです。10年前からの片思いの相手行弘の為なら何でも
やります。行弘の交際相手を寝とったり、住居を追い出して自分の元に引っ越しするようにしむけたり。そりゃもう、金も労力も惜しまない。そして犯罪だってなんだってやります。その愛ゆえに…。
そして行弘はその手にまんまと堕ちていくわけです。
1巻ではう〜ん??と思う部分もあり、どうして受け子の行弘が六条に惹かれていくのか?と思う事もあるでしょう。ここはその疑問をさらっと流して続きにいきましょう。その後に極上の愛が待っていますから。
甘いような、でもヤクザであり続ける為にどうしても手を汚して生きて来た、そして生きていく六条の葛藤も泣かせます。
でもたまに微笑ましいのは、六条とその部下の乙彦とのやりとりです(^^;)
育ての親にちかい乙彦に対して最大信頼をしているくせに、行弘が関わってくるとそりゃもう、酷い言いよう。はちゃめちゃです。おもしろいんだけどね。
いや〜、いい本です。というか、まだまだこれは序章ですから。これから先最高の愛が待っています。是非BL本ってどんなん?なんて思っている乙女のみなさんにも一読してもらいたい。
本日もご出勤。明日出勤するとシフトの関係上私には1週間近いお休みが待ってます♪
今日は緊迫する緊急な患者さんもなく、久しぶりにまった〜りな一日でした。
仕事仲間で1人我が家に来た事の無いN子。20代前半のブランド好きの彼女が昼休みが終わって帰ってくるなり…
「もう、すごいのワイドショーでやってたんですよ!!!」
と興奮。
何だと聞いてみると、またもBL腐女子特集をやっていたらしい。
ものすごい勢いで、話す彼女。
「知ってます?信じらんない」
なんでも今回はBLマンガをモザイクで放送していたそうな。
「それがどうした。私しゃそれが好きなわけだが…」と私
大した反応もしないで、あっさり言われた彼女は
「信じらんない〜」を連発。

他の子たちも、賛同するわけでもなくあ〜、あれね。と反応。
そりゃそうだ、我が家に来た事のあるみんなは
そんなジャンルもあるんだくらいにしか思っていない。
そう、だってBL好きだからと言って、普段の職場での生活は至って普通なんだから。(当たり前です!)
そのみんなの反応にN子はびっくりらしく、どういう偏見で見てるんだか(笑)

あのさ〜、そろそろBLネタを特集するの辞めて欲しいわ。
ひっそり知らない人は知らないまま、楽しんでる人は
楽しんでるだから…誰に迷惑かけたっちゅうねん!!!
(ま、強いて言えば、部屋のスペースを陣取ってる迷惑くらいじゃないか)

知らない人にあえて、教える必要ないのに。
ヘッドホン禁止令(T_T)
先週からちと耳の調子が悪く…いや〜な予感があったのはあったんですよ。で、ついに土曜の夜から左耳が詰まった状態に。
これ6年位前にもなった症状。いやあれに違いないと朝一番で耳鼻科に

「カビですね、当分毎日通ってください。湿疹もできてるし」

うっ、やっぱり。
体質なのかな?皮膚も夏になるとところどころ湿疹のようになり診察受けるとたいてい
「カビの一種ですね」
おいおい、私はばい菌マンなのか?カビるんるんかぁ!?
耳に湿疹も出来ているので薬を塗られ、旦那からヘッドホン禁止令がでました
うぎゃ〜、まだ聞いていないCDあるのにヘッドホンなかったら聞けないじゃんか(><)
あ〜、泣くしかありません。当分ヘッドホンが使えないのでBLCDは禁止です。
(さすがに1人でもステレオで聞く勇気はありませんので)

よいこのみなさんはお風呂上がり、髪を洗って半乾きの時など、ヘッドホンを使わないようにしてください。あれ悪いみたいなんで…

ということで、それでもへこたれないのが腐女子なわけで
今日はBL本を3冊GET!お友だちのあいらさんお勧めの作家さんのものです。

この恋が終わるまで   原作:いとう由貴

作家の光春の前に出版社から編集が変わったと現れたのは10年前の高校時代の同級生の修二だった。10年前引っ込み思案でなかなかクラスメイトとも打ち解けられない光春と対照的に修二はクラスの誰も引きつける活発な生徒。夏休みあるきっかけで関係をもってしまう。修二に「好きだ」と言われ光春は舞い上がり、残りの夏休みことあるごとに関係を続けた。
新学期が始まり修二とクラスメイトが光春との関係が賭けであったと話しているのを光春は偶然聞いてしまう。「好きだ」という修二の言葉は嘘であった事を知る。
修二の裏切りから光春はとことん人間不信に陥っていた。

いきなり編集にその人間不信の元凶の修二が突然現れ戸惑う光春。しかし同じ様に修二もまた戸惑っていた。修二には婚約者がいた。自分をここまで陥れて、自分だけ幸せな結婚をしようとしている修二に光春の恨みは増す。
修二は10年前の行為を後悔していた。何か切り出そうとしても光春は業務連絡以外は口を利かない。
そんな時連載が終了し、光春は作家を辞めると言い出す。才能をかっている修二。もちろんそれは会社としても同じであり、上司から絶対に辞めさせるなと命令も出ていた。毎日のように光春に説得を繰り返す修二に最後に光春が言い出した事は、「一緒に堕ちてくれれば作家を続けてもいい…」と修二との関係を迫る言葉だった。

編集×作家。そして同級生っていう設定。
いぢいぢ系の受け、でも恨みを晴らすべく強気に誘うんですけど、最初が最初だけにそりゃ人間不信になるわなぁ〜。でもって、作家なんて籠る仕事になっちゃ対人関係も築けないよ(^^;)そして相手は女からも結婚するのに容姿端麗、出版社勤め言う事ない!っていう攻め。でも受けに流され翻弄されていくわけです。
大抵受けが翻弄されていくパターンが多い中、意外にも攻めが流されちゃうんですよ。
小さい突っ込み所がないわけでもないのですが…(いきなりHとかすんなり出来ちゃうわけ?とか男子校なのに花壇の世話があるん?とかまあ、中盤にもどこから写真撮ったん?とかね)
でも10年の思いとかかなりいい感じに書かれています。
10年思い続けたってわけではないんです。だんだん薄くなる記憶と後悔がきちんと書かれてて、(だって10年それだけ思ってるなんてうさんくさいでしょう(笑))
話に入っていけました。
恨みって言うキーワードはあるけれど、最後にただ甘やかすわけでなくきちんとその呪縛を取り除いてのハッピーエンドに◎です。

筋肉痛

2006年9月3日 BL コメント (2)
朝起きると股関節に激しい痛みが…
な、なんで、こんなところが筋肉痛??
そんな部分が筋肉痛になるなんて、いや〜ん。と思いつつ記憶がない。
ん〜〜〜〜(@@)考える事数分。
昨日一日かかって、卒制の大作を部屋にこもってしつけしていたことを思い出し…2m四方の大作はもう布団ですよ。こたつ布団!
これを布の上にお相撲さんが「しこ」を踏むような格好で半日以上しつけしていた私の股関節は筋肉痛になったのでした。
あの〜、パッチワークって優雅な趣味ではないのか?こんな格闘系の趣味だったんか??というか、先生達はもっと大作を作ってるのですが…みなさんそうなわけ?
その布団をかかえてキルトをしてると、もう暑いのなんの(><)

そう、先日買った「プリーズミスターポリスマン」の番外編。「夜しか、泳げない」を読破。
弁護士×ヤクザの話でこの受けが超屈折してる。今まで読んだBLの中でピカイチの屈折キャラ?と言えるかもしれない。そして攻めの弁護士先生がまたこの屈折受けにメロメロでキス一つするのも許可がないとしない!もう精神的には攻め受けが反対なんだもん〜〜〜〜。なんじゃこりゃ!
そして、事件に巻き込まれた弁護士先生をその裏社会での慣れた手つきから完璧までな手腕で勝手に解決してしまう。綺麗なヤクザ。
その綺麗なヤクザが見せるいぢわると、堕ちていく姿がたまらないです。
素敵です。あ〜、これいいなぁCD化してくれないかなぁ〜
絶対いいと思うんだけど。
昨日お教室で先生がパジャマデーなるものの話をしていた。
一日家から出ないで娘さんとだらだら過ごすのだそうだ。「もう一日パジャマでだらだらと過ごすの。極上の休暇だよ〜」
着替えはしたけれど、ほぼ、先生の言ったパジャマでーに近い一日を過ごしてしまった(笑)1冊BL本を読み、CDを聞きながらパッチワークを進め。昼寝もばっちり(^^;)
期待をしていなかった作品が意外にもよかったのでびっくり!
レビューは近いうちに。

本はプリーズミスターポリスマンの番外編。「吹雪の夜にはサンタと二人で」
この夏の時期なのにクリスマスものです。原作は読んだ事がなく、この作品が割と長いシリーズだったことも知らず、さらに主役の二人以外のカップリングを殆ど知らないのに無謀にも手を出してしまって(笑)帯にあった、
「甘く切ない聖夜の秘め事」
っていう文字に非常に惹かれてしまい…熟読。

切ないってなんていう極上の響き。「切ない」という言葉は日本独特だと前に聞いた事が。他の国の言葉では、直訳で「切ない」というのはあまりないと聞いたのですが。
う〜ん、切ないのかどうかはきっとそれぞれの読み手の受けるものでしょうけど、なかなかよかったです。
ちょっと、シリーズ読みたくなったなぁ。
「駆け引きのレシピ」の発売日だったので、アニメイトヘ。
今はちょっと聞けないけれど…
AVフェアのカードが溜まっていたのでプリンセスプリンセスの扇子をGET。
意外に綺麗な絵でびっくり。裏のDVDの宣伝はいらないなぁ(笑)

そこで、前から気になっていたBL本を一緒に購入。

「軍服の花嫁」 原作:あさひ木葉
タイトルだけで購入。(後で気になっていたのはその前作『軍服の愛妾』と判明(笑))
いや〜、こういうの好きだな私(^^;)
軍服とか時代ものとか大好物なもので、あはは。

話は藩に使える大店の妾の息子がその大店の資金繰りに困り男娼として売られそうなところを公爵に拾われ、公爵の愛した人に似てるということで男妾となり、その公爵に仕え、宮中の小隊の隊長となり公爵が愛したという御息所と御子を守る役目をしている。公爵に恋情を抱くが、それはかなわぬ想いだと心に秘め、そしてその公爵の愛する人を守らねばならない葛藤。

いや〜、よかった。多少主人公の過去というか、男娼に売られそうになる部分があっさりしてて、悲壮感がイマイチだったし、事件が起こるけどそれもあっさり終わったりして、もうちょっとひねりがあるのかと思っていたんですが…主人公の想いがすごく切なくなったりしてよかった。最後なんてぐっとくるものがありました。
攻めの公爵の鬼畜攻めも…これってCDで聞きたい…でもかなりハードだけど(笑)

こりゃ、「軍服の愛妾」も購入せねば!週末にでも…その前に我慢できなくなったら買いに行くんだろうなぁ(笑)

花町物語

2006年8月18日 BL
今日2日間の夏休みが終わってご出勤。
いや〜、疲れが抜けてなくて(笑)
そう、沖縄限定のシークワーサーのハイチュウを見かけてつい買っちゃった(笑)

昨日古本屋さんで「花町物語」の設定画集をGET。前から欲しいなって思っていたから。花町はトレーディングカードも出るんだよね。カード地獄に陥る(違った意味で)のでもうトレカだけは手を出すまい(><)
しかし、タカツキさんの絵とこの花町の魔力に流されそうになる。でもこの画集を買ったら、もう諦めがつきました。いや〜いいな〜花町。

なんでこんなにも花町が好きなんだ?もちろんお声は帝王だし、マイブームの千葉さんや成田さんも出てるんだけど、これ!という決めてって??

和風の陰間茶屋っていう設定で着物姿が好きなんですよ。
昔、「吉原炎上」という映画がありました。
名取裕子さんが主演の映画です。まだ学生だった時かな?テレビの放送でしか私は見た事がないけれど、その遊郭っていう世界にすごい引き込まれてしまって。
親と一緒に居間で見たような気がする。もちろん遊郭ですから、お客さんとの色っぽいシーンも多々ある。だけど、いやらしいというより、切なく、そして綺麗だった。

借金の為に遊女として売られ、最初の客との夜に逃げ出したり、身ごもってしまった子供を川で流産するようにしたり、財閥の若い当主が通ってくれるようになるが、彼女を抱くことはなかった。いつも酒を交わしただ、夜を過ごすだけ。そんな当主に恋心を抱く。ある時、彼から大金を差し出されるが、その金を借金にあてることはなく、花魁道中に盛大に使い、当主が消えてしまって恋はあっけなく敗れる。
当主は1年後若い遊女のもとに通っていると聞きつけると部屋に飛び込む。彼はその若い遊女を抱いていて…他の遊女に止められる
すでに年季が終わる頃馴染み客が身請けをしてくれる事になる。
2番目に好きな人に引き取られて、吉原を出るが、その時吉原は火事になり焼けてしまう。

主役の紫の物語もすごく切ないけれど、その紫がどんどん出世していくと、それまでの売れっ子の姐さんたちがいろいろな理由で店からいなくなる。それぞれの遊女の話がとても悲しい物語だった。
しかし、悲しいだけの話ではなくて、その遊郭という世界にある華やかな部分。
花魁の姿は圧巻。着物の魔力に引き込まれます。

花町物語をゲームでやった時に、あの吉原炎上を思い出し、そして切ない恋を思い出したのかも。
ゲームはもちろんハッピーエンドがあるんだけど、バットエンドで出てくる朱璃を見る度に、吉原炎上の最後のシーンが思い出されたりする。
まだまだ、花町ブームは収まりそうにないなぁ(笑)あの着物の魔力&BLだからね(^^;)

緩みぱなし

2006年8月8日 BL
夜中にテレビの前で正座して見てました
「アニパラ」…神谷くんご出演という事で。
ピンクのシャツを着て登場です。
3人の若い娘さんに負けず素敵でしたよ(^^;)
カメラ目線が慣れないとインタビューで言われていましたが
うふふ、そういうところがなかなかいいじゃないですかぁ〜
そういうふとした仕草というか、雰囲気がいかん、萌えてしまった
ま、惚れた弱みってヤツです。
しかし、相変わらずのトークで、こっちが「そんないい加減な事こんなテレビで言ってて大丈夫なんすか?神谷さん??」と突っ込み入れたくなりますよ。
短い時間のゲスト出演でしたけど、私の顔の筋肉は緩みっぱなしでした(^^;)

そして、今日は楽しみにしていた、和泉桂先生の新作「あふれる熱のリミット」を購入。いや〜、前にも書きましたが今はBL作品が溢れるほどにあるので、新刊を探すのも一苦労。昔は文庫コーナーの隅っこにちらっとあるなかの新刊売り場にあるのですぐに探せたけど、今はまずは出版社の多い事、そしてその中でも新刊の多い事で目が回りそう。
沢山出てるんですね〜。全部読んでみたいとは思わないけど、いい作品なら読んでみたいです。なかなかそれを探し出すことが大変なんですが。

そしてその「あふれる熱のリミット」リミットシリーズの2作品目ですが、私はこのシリーズが好き。もともとのプライスシリーズの番外編として出て来たものですが、あのお兄ちゃんがこんなにも好きになっちゃうなんて…
受け子が常識人で、悩み苦しんでしまうし、他の人からするとどうしてそれがコンプレックス?と思わせるような完璧人間なのに素直になれないところとか最高に好きだなぁ。久しぶりにゆっくり一気に読みました。
そしてほんわかいい気分に(*^^*)
あ〜、続編あるといいなぁ。

妄想と現実

2006年7月26日 BL
夜にネットでいろいろ見ていました。
だいたいいつも見ているサイトをちらほら。夕方ちらっと昼寝をしてしまったので、寝付けなくて

そこであるサイトさんのページでびっくりすることが目に止まり。
少し恐ろしくなりました。
こういうレビューとか感想を好き勝手にいろいろ書いていると、冗談が本当のように思え、そして妄想が膨らみ、現実と妄想の区別が出来ない人が出てくるというような話だったのです。
まあ、ここ最近BLというものが溢れるように沢山出て来て、もちろんCDもですけど、イベントも沢山あって、声優さんもサービスと思えるような行動をしてくれるようです。(私はナマで見た事がないので具体的には言えませんが)
それが「本物」だと勘違いされる人がいるらしいそうです。

彼等はお仕事でBLというジャンルの事を役者さんとしてやっています。あくまでもビジネスなわけです。でも現実は仕事仲間というか、お友達関係の方もいるでしょう。たまたま作品のカップリングの2人が友人だったりすると仲良くお話しているお仕事も多々見受けられる。
BLファンとしては、そこでサービスのようにちょっと冗談でラブラブ場面を聞いてしまったりすると、 「きゃ!」なんて妄想が膨らんだりする事も。でもそれは勝手なファンの妄想でしかありません。

それを、たまたま別の女の方とお仕事上などで仲良くされていると、
「彼は、もう一人の彼のものだから取らないで!」などと、お手紙を送る人がいるとのこと。

それが、「私たちの彼を取らないで」と言うならまだわかります。(まあ、それでもイタいと思いますが…)
しかし、彼は彼のものって…そう思えてしまったのでしょうか?

確かに日記や掲示板で、仲良さそうなカップリングの二人を聞いたり、見たりすると勝手に騒いだりするでしょう。でも現実でないことは知っていて、彼等もファンがそれを分かってくれて、楽しんでくれていると思っているからこそのサービスだと思うんです。

ある程度の年齢の方だとその辺は言わずしてわかってらっしゃると思うのですが、最近は若い何も経験のない子たちがこういう世界に足を踏み入れた時に、妄想というか、非現実の世界と現実と区別がつかないみたいで。怖いです。

正直ね、ありえないから。
最初にBLCDを聞いた時の衝撃って覚えていますか?
多分みんな、こんな簡単に…って思わなかったのかな?
突っ込み所満載で、ありえないけど、あ〜でもこういう世界ってあるのね〜
でも?でも?ここっておかしくない?
なんて疑問が多々あったのでは?

しかし、それはお話の中の事で、ファンタジーだしそれを受け入れないと聞いてて楽しくないと納得して聞き続けているはず。
ありふれたドラマなんて面白くもなんともないんだもの。
そうじゃないから面白いわけで。

なんだか、とっても考えさせられました。

ただ、BLに関してだけではなくて、固定したキャラのイメージができてしまっている声優さんでも、そのキャラのようにおしゃべりしてくれたり態度をとってくれるようなサービスをすると、ご本人がそのキャラそのものと勘違いしてしまい、批判することが多々あるとのことで、違うんだよ。なんていう書き込みを見た時に、あ〜、なんて大変な職業なんだと思いました。

喜ばせたいのに、批判される。
因果な商売だ。

ここ最近BL作品に出る事を嫌がっている人がいるとか耳にしてますし、きっとこういうことがあれば、嫌になるだろうなって思います。
せっかく、いいお声を持っている人が作品に出なくなるのは悲しいもので、勝手だとは思いますけど。
ファンとしては現実と作品の区別くらいつけておかないとダメですよね。

楽しませて頂いているのだから。

願望(笑)

2006年7月17日 BL
神谷くんの新作のCDが続々と発表されて、うぉー秋は散在だなぁ〜なんて悲鳴をあげつつ…
その新作が攻めの多さに嘆いている今日この頃(T_T)
受け推奨の私としてはなんとも言えないです。

沢山のBL本を読んでいない私が少ない作品の中でこれをCD化して欲しいってものがあるんですよ〜

「愛できつく縛りたい」
このタイトルではCDが出ていますが、あれはこの原作の中の「恋より激しく」っていう作品なので、しっかり「愛できつく縛りたい」をCD化して欲しい。
せっかく潮の役にぴったりの神谷くんの声がこのままあの作品だけで終わるのはもったいない。一成と潮の話はとてもいいんだもん。忠実に再現したら2枚くらい作れるから。いや、作って欲しいから。

「罪の褥も濡れる夜」
「この罪深き夜に」のシリーズの冬貴パパ編です。シリーズとしては、長男、次男、三男、そしてパパになるわけで、今の所この秋に次男編「夜ごと蜜は滴りて」が発売になりますが、1年に1枚なんて悠長なことを言っていたら、私がこのパパを聞ける日は…あと2年後???
いやだぁ〜(><)早く聞きたい。遊佐×神谷の妖艶な世界を聞きたいのに。収録終わってるんでしょ?お願いさっさと次の三男を、そしてパパを連動企画とかなんでもいいから出して欲しい。

「ビターショコラの挑発」
ミルククラウンはだいぶ前に出ていますが、その番外編とも言えるお話。本編も好きだったけど、玲二と義一のお話が好き。大人の切なさがとてもいいと思うんだよね。もうシリーズとしては古いんだろうけど、古くたっていいもんはいいんだって!なんじゃこりゃ!っていうCDをお作りになる前にいいものを製品化してくださいよ〜。

「不機嫌で甘い爪痕」
う〜ん、これもいんだよなぁ〜。というか、私はこの作品の続編「不条理で甘い囁き」というのが好き。某出版社の倒産で単行本にいつになるのかわからないけど、実はこれをじっと待ってます。だから掲載された雑誌が捨てられない(^^;)
年下へたれ攻めなんだなぁ。あ〜、この二人の話もCD化して欲しいよ〜

「焦がれる愛のリミット」
これも今は好きな作品。8月に続編がでるようなのですが、是非これお願いしたい。本編のプライスシリーズも好きだけど、お兄ちゃんのこのシリーズが私は好きかな。傾向的にしっかりしたちょっと冷たい感じの高飛車な人が受けって好きなんだわ〜だからお兄ちゃんのシリーズでのCD化を…(笑)

あ〜、願望ばかりが頭に浮かんで

ダメならホント、神谷くんの受けをお願いしますよ。
まずはVIPー棘ーの発売をもう少々待つ事とします。
いつからBL好きになったのか?
最初は近所のお姉さんが買っていた雑誌からです。マガビーですね。
まったく違和感はなく、なんでだろう?素質があったのかな(笑)
ただ、私は漫画よりも小説の方が好きなので、そういう世界を知ってから小説を探し、読み始めました

「タクミくんシリーズ」、「炎の蜃気楼」、「フジミシリーズ」「さあ元気になりなさい」などなど、有名ところをよく読んでました。最初にハマったのは「タクミくんシリーズ」これはもう学園もので全寮制ですよ!私は学園ものが大好きで、全寮制に憧れていたのです。

何度となく読んだことか。

その当時私が読んでいたBLとは、同性愛の葛藤と未来への不安。これが作品の中にあったと思います。
オープンにできない関係。そして卒業してから、有名になったら、主従関係がなくなったら…など未来への不安ですね
その切なさがたまらなく…普通の恋愛関係とは違うスパイスをくれていたと思うんです。
どれを読んでも自分の知らない世界のような気がして。

当たり前ですよね、だって私は女なんだから。
女の気持ちはその裏側まで人生経験上わかる。
女はしたたかで、いぢわるで、計算高い強い生き物だってことをよ〜く知っています(笑)

それが自分の知らない男子という生き物だから、その状況でどう思うのか?どうしてそういう想いになるのか?とわからない。
知らない生き物の奥深くをかいま見るようでドキドキするわけですね。

さて、最近またこうやってハマってみたら、何だか少し私の意識していた部分と違うものも多々あって。切なさを求めていたのにそれがあまりに少なく。
ただ、違う発見もありました。
世界観がいろいろあるので、楽しいBLだったり、甘い世界だったり。
何がいいのか、何があわないのか、それは人それぞれなので自分で感じとっていくものなのだなぁと思います。
溢れかえる様な沢山の中には本当にいい作品があるはずなので。

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