こういう作品も…

2006年10月12日 BLCD
こういう作品も…
今日もお仕事お仕事。
いろいろな事が起こります。定年まであとわずかの人が看護士さんに怒鳴られたり。いや〜、確かに悪いのはその人なんだけど。しかし、怒鳴らなくてももっと冷静でいいんじゃないの?と傍では思うわけで…
いや、今日はレビューですっきりしたいと思います。

**************
だまし討ちだぜDr.   原作:樹生かなめ

野島健児、遊佐浩二、神奈延年 他

明和病院の総合受付に勤務している薫@野島は部署で1人の男。女子社員に「色白で可愛い」と男扱いされていない。患者との接遇、レセプト作業での医者とのやりとりで深夜残業もよくあること。それでも保険請求の締切は容赦なくやってくる。薫が担当しているのは整形外科。その整形外科の新人医師の芝@遊佐は冷ややかな態度で、気に入らない。女子社員はファンクラブまで作っている。しかし浮いた話はないらしい。
そんなある日、薫は朝首をひねったらしく業務に差し支えるようになって外来に受診するように上司に勧められる。その担当が芝だった。簡単な問診だけで、芝は湿布と薬を出して診察を終わる。その診察に疑問を持ちつつ業務へ戻った。
昼休み一人で食事をしている所に芝が現れた。やはり誤診だったのか?と問う薫に芝はネクタイの忘れ物を届けてくれたのだった。
深夜までのレセプト業務での残業で交通手段を断たれた薫は外車で横付けされた芝の「送っていこう」という言葉に恐縮しながらも車に乗り込む。連続の残業で睡魔に襲われた薫が気づいたとき…薫は裸で芝が自分の上に乗っていて…襲われていたのだった。

え〜、はっきり言います。ストーリーと言うよりこの薫の語っている医療現場の辛さに大いに共感!というか、よくぞここまでご存知でストーリーを作ってくれた!きっと原作の方は働いた事があるんでしょうね〜。もう細かい所がすごい。そうなのよ〜(><)
受付業務の辛さを語っている薫に涙しそうになるよ〜。再現での患者とのやりとりとか…こういう病院ものにかつてあったでしょうか?というか、医者同士とか、検査技師と医者とか、看護士と医者とかっていうカップリングはあるでしょうけど、受付と医者ってないんじゃない?
もう、そうなの、そうなの!とぼやきながら聞きました(笑)

あ、そこは重要ではないですね(笑)可愛い事務員さんとカッコいい医者。事務員さんは普通の男子。一人暮らしの部屋はきっちゃない。ゴキちゃんと暮らしているくらい(笑)そして医者は世間を知らない外車を乗り回すボンボン風。デートのお店を情報誌で必死に調べてしまうくらい、これまた医者には珍しいタイプ。「迫られる事はあっても迫ったことはない!」と断言してしまうちょっと嫌味だな(^^;)
やっぱりカッコいい人に迫られると、昨日まで憎たらしいと思っていた相手でも一度抱かれちゃって、ちょっと立場が危うい脅しとかされちゃうと「嫌いじゃないんだよな」っぽいことになってしまうわけ?そこの受けがあまりに簡単に流されてしまうのがちと…もう少しなにかきっかけが欲しかったかな〜

可愛い事務員さんの野島さんの声はすご〜くあってました。真面目そうな女子の中ただ1人がんばっている事務員。心では辛口の毒を吐くが、表はにこやかに患者さんへの対応。う〜ん、その変化もよかったです。
整形外科の新人医師に遊佐さん。クールな声はピカイチですよね。殆ど強姦の後に付き合わないならと脅す声がた、たまらない!その後は薫に甘い〜言葉だったりするのでその甘さも遊佐さまならでは!
患者を説得するシーンでも迫真ですごくよかった。
あ〜、遊佐さまみたいな声のドクターがいたらな〜……
現実はそんなに甘くないし(T_T)

そして、薫にちょっかい?を出す医師に神奈さん。この脇なんだけど、すっごくいい人っぽく、そしてからかっているとこがよかったです。こういう人がスパイスになってるんでしょうね〜。レビューできないセリフがありますが…かなりウケました(笑)

絡みは、ま、最初はほぼ強引なのですが、遊佐さまの言葉攻めがいい!しかし、合意でないということで、受けの声が格闘系??ちと色っぽさに欠けます。

というか私の愚痴を全てきもちよ〜く語ってくれてありがとう(笑)と言える作品です。是非医療現場を知って頂くには聞いて頂きたい逸品でした。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索