蝶と海

2006年12月3日 BL
引き続いて読書な一日と、宿題をやりながらのCDを聞いていました。
もう寒いし一日家から出ない!食料は買い込んである(笑)

昨日に引き続きの本を
『砂漠に舞う蝶』 いとう由貴原作

旅行の途中に中東のアルディビルに訪れた泉水は、友人の案内で観光に来ていた砂漠で悲しげに遠くを見ていた男に目を奪われる。視線を外せなくなり、怖くなった泉水はその場を立ち去ろうとするが、男に見つかってしまい、いきなりキスをされた。
その男は友人の兄が仕えている王子マリク。そうとも知らず日本びいきの王子が泉水を招待したいと言われ、出向く。
マリクは泉水に再会すると情熱的に抱擁し、泉水を抱き翻弄させてしまった。
泉水はすっかりマリクに恋し、マリクの求愛に応え王宮に留まることを決めてしまった。
そして、旅行に行こうとマリクに誘われ砂漠の別宅に行く。そこで二人は昼夜問わず愛し合う。泉水が1人になった時外出しようとすると扉に鍵がかかっており、いたずら心で窓から外に出ようと別の部屋から脱出を試みた。
豪華な客間に飾られた写真。泉水が見たものは自分にそっくりな日本人の写真。そして廊下に出るとその日本人と彼に切ない視線を向けるマリクだった。
マリクが自分に対する想いが彼の身代わりだと知ってしまった。

う〜、前作、花より続いたものですけど、ちょっと切なすぎます。
佳紀にふられたマリクが泉水を身代わりに…というのもわかるけど、そりゃあまりにあんまりだ。泉水をほぼ軟禁状態にして、そこまでしてか…
あ〜未練たらしく写真まで飾っていたとは…
あ〜泉水が可哀想。

とことん、泉水を苦しめる。もう可哀想で可哀想で…熱がある子をここまでほっておく?首輪つけて裸でほっておく?
いくらなんでもマリク〜〜〜ひどいよ〜〜〜。あんなに優しいマリクだったじゃないかぁ

結局大嫌いなファハドに助けられるなんて(><)ばかばか!
いや〜、だから泣いたのかもしれませんけど…

すっかりハマってしまいましたよ。いい作品をありがとうです。
是非泣きたいのならお勧めです。

海…
こちらは、「手を伸ばせばはるかな海」
原作が大好きで、このCDもすごく楽しみにしていました。
レビューは後日書きますが、期待していた通りいい作品でした。
2枚組でよかった。
いい作品を2つ読んだり、聞いたりできて充実した一日でしたわ。

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